皆さん、こんにちは。
「Choju」宮城販売代理店「聴こえスマイル」の代表 内野澤です。
この度、株式会社エース・E&L様が開発・製造された聴力補助器「Choju」を、お取り扱いさせていただくことになりました。
私は、ふだん産業カウンセラーとして、とある業種の職業面談に従事していますが、労働人口の高齢化により、耳の聞こえの良くない方も時々お見えになります。
明らかに耳の聞こえの悪い方には、「大きな声で話す」「ゆっくり話す」などの対応でコミュニケーションを取ることが可能ですが、中には、聞こえが悪いことを隠したり、コミュニケーションを取ることを諦め、こちらが話す内容を理解したふりをするような方もいらっしゃいます。
「耳の聞こえが悪くなる」ということは、単にその機能が衰えるということだけを指すのではなく、上記のように、他の方とのコミュニケーションに不具合が生じたり、それが進むと、コミュニケーションを取ることすら諦めてしまうという状況にもなります。ご高齢の場合、他者とのコミュニケーションが少なくなると、認知症になるリスクが高まると言われています。
「人生100年時代」
一度は、この言葉を耳にしたことがあると思います。
年齢を重ねることで身体機能に衰えが見られるのはごくごく自然なことで、私たちは智慧と技術を持って、その衰えた機能を補うということに、真摯に向き合わなければいけない時代を生きることになりました。
視力の衰えは、メガネやコンタクトレンズといった比較的安価に購入できるもので、その衰えを補うことができるようになりました。むしろ、最近では、メガネのフレームや、カラーコンタクトなどで、おしゃれを楽しむアイテムとして発展しつつあります。
一方、聴力の衰えを補うものは、まだまだ高価で容易に手が伸びるものではありません。
その中でも、株式会社エース・E&L様が開発・製造した集音器「Choju」は、集音器の中では5万円台と比較的高価なものにはなりますが、15段階の音量調整と左右および低音高音の音質調整が可能な細やかな機能性を考えると、有名なとある会社のキャッチフレーズにはなりますが「お値段以上」の聴力補助器になります。
また、私が、この「Choju」の優れたポイントとして評価しているのが、「自分の聞こえに合わせて、自分の手で調整ができる」といった点です。
病院や店舗といった静かな環境で聞こえを調整したとしても、実際の生活では様々な音があふれ、関わる人も、声の大きい人や小さい人、高い声の人や低い声の人といった様々な方がいらっしゃいます。
聞こえに不具合を感じたらすぐに自分で調整できるのが、この「Choju」の最大の特徴であり魅力だと思います。
「自分の感覚に合わせて自分で調整する」というこの自発的な行為が、単に聞こえを取り戻すだけでなく、「自立・自律」につながり、他者とのコミュニケーションがまた問題なく行えるということに結び付いていきます。
「聞こえを取り戻す」ということは、外の世界と再びつながるということであり、それは、本人にとってはこの上もない安心感になります。
聞こえを取り戻した方は、喜びにあふれた笑顔になります。
その笑顔を一つでも増やせるように、奔走したいと思っております。
2021年春
内野澤 香緒理
略歴
1996年
管理栄養士として健康診断会社に就職
市町村や企業の健康相談、健康教室に従事
2002年
仙台市の外郭団体に転職
中小企業の福利厚生事業に従事
2011年
東日本大震災を経験
災害見舞金の給付に尽力する
2014年
台湾式リフレクソロジーサロンとして起業
2015年
上記のサロンがうまくいかず、再び会社員へ
健康支援会社に就職
市町村や企業の健康相談、健康教室に従事
係長として部下及び非常勤職員計10数名とチームワークを発揮して仕事にあたる
2017年
親の介護等で退職
再びフリーランスの道へ
2018年
2月に産業カウンセラーの試験に合格
5月から産業カウンセラーとして、月に10日職業面談に従事
その他、フリーのカウンセラーとしても活動
現在に至る
所有資格
管理栄養士
(一社)日本産業カウンセラー協会認定 産業カウンセラー
(一社)日本適性力学協会認定 WDプラクティショナー
日本プロコーチ認定評議会認定 アソシエートコーチ