集音器「Choju」は、株式会社エース・E&L 代表取締役 津田 博通 氏が開発しました。
下記に、津田社長の「Choju」開発に対する想いをご紹介させていただきます。
開発を始めた動機(津田社長の言葉です)
私は18歳で田舎から東京に出てきて以来、毎年お盆休みに帰省し親類の家を訪問しお線香をあげています。
この時、従兄の家を訪問しますが、従兄の耳が聞こえず会話にならないことが長い間気がかりなことでした。この従兄は、三陸海岸の漁村で毎日新聞を読み、テレビを見ている生活です。テレビは耳が聞こえないため、ただ画面を見ているだけです。家族とも会話ができません。
昔の漁師の年金は少額で、補聴器のような高額商品を購入できません。また購入できたとしても、高齢者が三陸海岸の山道を車で走って毎月音質調整のため病院などの施設に通うことはできません。
このため、年金暮らしの人が購入できる値段で、自分自身で音量・音質を調整できる集音器「Choju」の開発を考えました。
自然で楽しい生活を取り戻すには、まず他人と会話ができる環境を作ることが大切と考えています。話ができて他人と交流ができれば、アルツハイマーの防止にも役立つと信じています。
開発のコンセプト(津田社長の言葉です)
年金生活者が購入できるようにコストをできるだけ安くすること。尚且つ自分自身の耳に合わせて音量・音質を調整でき、十分に他人と会話ができる商品の開発です。音が聞こえるだけの商品ではなく、他人の声が聞き分けられる商品です。
「Choju」は一見不格好ですが、使い始めると良さが分かります。それは使い勝手が良いからです。
現在市販されている補聴器は大変高額です。ある資料には、高額な補聴器の4台中3台が使用者に合わず、使用されずに捨てられていると記載されています。使用されているのは4台中1台のみです。このことは、いかに人間の耳に聞きやすい音を作ることが困難なことであるかを示しています。
ご愛用者様の声
「Choju」をご愛用いただいている方の声をご紹介いたします。
下記のリンクからご覧ください。※株式会社エース・E&Lのウェブサイトに移動します。
> ご愛用者様の声
「Choju」の歩み
2016年11月 「Choju」発売開始
2017年10月 第34回神奈川県工業技術開発大賞で奨励賞を受賞
「Choju」の受賞は、「人のために役立ち、社会への貢献度が高い」という理由からです。
2018年 4月 「Choju」テレビモデル(ChojuⅡ)の発売
2019年 6月 中国上海にて展示会
2019年 9月 中国大連にて展示会
2020年 「Choju」スマートフォンモデル(ChojuⅢ)の発売
「自分自身で聞こえの調整ができる」「今まで試した補聴器では聞こえなかったのに『Choju』で聞こえるようになった」と、口コミで評判が広がり、「Choju」愛用者が年々増えている。
現在も、ご愛用者様の声を大切にし、日々改良を重ねている。