ご家族の方に、下記のような様子・行動が見られたら、もしかしたら「聞こえ」が悪くなっているかもしれません。

①テレビの音が高くなった

②話し声が大きくなった

③聞き返してくることが増えた

電子音(お風呂が沸いた時のお知らせ音や体温計の電子音など)に気付かなくなった

⑤話しかけてくることが少なくなった

⑥ふさぎ込むことが多くなった もしくは イライラすることが多くなった

これらは、「聞こえづらさ」から来るもので、ご高齢であれば、「老人性難聴(加齢性難聴)」の可能性が高いと言えます。

加齢と共にだんだんと聴こえにくくなっていきますので、ご本人は、この「聞こえづらさ」になかなか気づくことができません。

ご本人が感じるものとしては、「耳鳴り」の症状があります。

また、上記の⑤、⑥の様子は、一見「聞こえづらさ」とは関係のないように感じられますが、会話が聞こえにくくなると、何度も聞き返すのを躊躇ってしまったり、自分からコミュニケーションを取るのを諦めてしまう場合があります。

上記の様子や症状が見られた時、早い段階で適切に対処することで、「聞こえづらさ」の進行を緩やかにすることができます